事例紹介
太陽光発電事業への新規参入に必要な資産価値
リスク分析(DD)手法の確立を支援
市況を受けた課題
- 小売電気事業の電源の50%以上を火力発電が占めており、CO2排出量が多く、化石燃料賦課金や特定事業者負担金による発電コストの上昇を受けた、減収と競争力低下が懸念されるため、低CO2排出事業への転換が必要でした。
GXの方向性
- 太陽光発電への投資拡大により火力から再エネ中心の電源構成へ転換しました。発電コスト上昇による減収リスクを回避するとともに、再エネメニューの拡充でサステナビリティを強みとし、市場での競争優位性を強化しました。
弊社の支援内容
- 複数の太陽光発電所の買い取り、およびそれらを小売電気事業の基幹電源として長期安定運用する「新規事業の立ち立ち上げ」をEnd-to-Endで伴走支援しました。膨大なリソースと専門知識が必要となるフェーズにおいて、対象となる太陽光発電所の資産価値や将来的な投資リスクを、効率的かつ的確に評価するための高度な知見とフレームワークを提供しました。机上の空論で終わらせない、実務に即した「評価手法の確立」から社内実装までを徹底サポートし、実行部隊の皆様が自信を持って投資判断を下せる強固な意思決定基盤を共に構築しました。
既存顧客向け脱炭素ソリューションの組成と事業化支援
市況を受けた課題
- 金融業界からの要請の強まりや、保険業の顧客である事業者が電気料金やCO2排出量の削減を進められない状況を受け、顧客の脱炭素支援事業を構想しましたが、既存事業とは異なる業種での事業開発が必要でした。
GXの方向性
- 顧客の初期投資ゼロで電気料金とCO2排出量を削減する「GXソリューション事業」を創出しました。顧客の脱炭素化を牽引して新たな収益柱を確立し、社会貢献と自社の圧倒的な競争優位性を両立するモデルを実現しました。
弊社の支援内容
- 新規のGXソリューション事業の立ち上げから、実務への社内実装までをEnd-to-Endで徹底的に伴走支援し、確実な社会実装へと導きました。電力事業への参入や新たな仕組みの構築に伴う「事業運営子会社に必要な要件の抽出」をはじめ、実効性の高い「営業手法の改善」までを具体的にサポートしました。さらに、新規事業の最大のボトルネックとなる「専門的な観点からのリスク分析」や「保険業等への影響を見据えた具体的な対処方法の立案」を行うことで、プロジェクトの不確実性を徹底的に排除しました。実行部隊の皆様が自信を持って投資・推進の判断を下せる強固な推進基盤を共に構築し、机上の空論ではない事業の成功を確実に実現しました。
脱炭素経営のご支援
脱炭素経営に踏み込む前段階(現状分析・リスク評価)
- 取引先・金融機関の動向調査
貴社の主要な、お取引先様や取引金融機関における脱炭素経営の取り組み状況を徹底調査しました。脱炭素への取り組みや「SBT認定」の取得が、今後の取引機会や競争力にどのようなプラス効果をもたらすかを分析・評価しました。 - エネルギーコストの将来予測と経済効果の算出
貴社の当時のエネルギー使用状況を基に、将来的なエネルギーコストの推移を予測しました。脱炭素への取り組みを進めることで得られる、具体的な経済的効果(コスト削減効果など)を算出しました。
脱炭素経営の計画策定段階(データ算定・ターゲット設定)
- 国際基準に則った排出量の算定・データ整理
排出量算定のプロセスで留意すべき事項を網羅した「独自のチェックリスト」を活用しました。散らばりがちな排出量データをクリアに整理し、GHGプロトコルやSBT基準に則った正確な排出量算定と、適切なターゲット(目標値)の設定を支援しました。 - 最適な脱炭素経営支援ツールの導入サポート
貴社の排出量データの収集状況や社内の推進体制に合わせて、最も効率的に運用できる脱炭素経営の支援ツールをプロの目線で選定・ご紹介しました。 - 効果的かつ実現性の高い「排出削減計画」の策定
様々な企業の脱炭素取り組み事例から得た豊富な知見を基に、貴社やサプライチェーン企業様にとってハードルが低く、かつ削減効果の大きい現実的な施策をオーダーメイドで策定しました。 - 具体的な設備導入計画の立案
再エネ・省エネの設備導入におけるプロフェッショナルとしての強みを活かし、あらかじめ具体的な設備導入計画を綿密に立てておくことで、計画倒れに終わらないスムーズな排出量削減へと導きました。
脱炭素経営の実行段階(伴走支援・サプライチェーン展開)
- サプライチェーン企業を含めた一貫した脱炭素実行支援
「取引先の中小企業にも足並みを揃えて脱炭素化を促したいが、先方のリソースや専門知識が不足していて進まない」という課題を解決しました。貴社のお取引先様(サプライチェーン企業)に寄り添い、事業計画の策定から具体的な再エネ・省エネ設備の導入完了まで、一貫して手厚くサポートいたしました。
サプライチェーン全体での脱炭素化と太陽光発電導入支援
サプライチェーン企業の太陽光発電導入を一貫支援
- 御社の特徴に合わせた最適な補助制度の選定
環境省や経産省の制度や、各自治体の補助金を比較検討し、投資対効果を最大化できる制度をご提案しました。 - 太陽光発電導入業者との粘り強い協議・交渉
御社の立場に立って、太陽光発電導入にあたっての課題解決協議や見積交渉を事業者と行い、最適な導入プランをご提案しました。 - 一般送配電事業者との接続協議
技術的な知見・ノウハウが必要な接続協議を行い、太陽光発電を系統連系するにあたっての接続費の増額を抑えることを可能にしました。 - 補助制度を利用するための申請支援
申請に必要な事業計画の策定や、申請資料 of 精査を実施することで、補助制度の採択率向上や制度利用までの手間の削減を可能にしました。 - 工期中の導入業者や電気主任技術者との調整
工期中の導入業者や電気主任技術者との調整:事業所の操業と工事計画との調整や、産業保安監督部に届出が必要な保安規定や使用前自己確認の手続きを手厚くご支援しました。
対応人材の確保
- 自社で推進される場合
SC企業への太陽光発電導入に必要な上記の業務に対応できる人材が自社やSC企業にいなかったため、SCの脱炭素が進まない状態でした。 - 弊社が支援する場合
弊社が一貫して支援したことで、SC全体の脱炭素やコスト低減を実現でき、人件費の節減にもつながりました。
太陽光発電導入の収益性・実現性向上
- 自社で推進される場合
技術面・費用面での課題が生じた際に、不慮の追加費用の発生や、事業がとん挫することで、成果に結びつかない恐れがありました。 - 弊社が支援する場合
御社の立場に立って、複数の業者と協議を行い、より良い提案を引き出すことで、十分な収益を得られる太陽光発電事業を実現できました。
サプライチェーン(SC)企業における再エネ導入を、企画から実行まで一貫して支援する体制を構築しました。
再エネ・省エネ設備導入の専門的知見を活かし、太陽光発電の導入時に不可欠となる補助金活用のアドバイス、導入事業者との粘り強い協議・交渉、および一般送配電事業者との接続協議までをトータルでコーディネートしました。
対応人材が不足する企業様においても、私たちがプロフェッショナルとして伴走することで、太陽光発電導入における諸課題を解決し、脱炭素経営と電気料金削減を両立させる仕組みづくりをご支援しました。
現場のキーマン退職・人手不足を乗り越える業務改善
背景と課題
- 多くの企業が直面する「生産性の向上」や「人手不足」の課題。特に中堅・大手企業においては、長年現場を支えてきたキーマンの退職を機に、それまで見過ごされていた業務の「属人性」や「プロセスの非効率性」が浮き彫りになり、事業継続のボトルネックとなるケースが少なくありませんでした。
私たちが提供するアプローチ
- 私たちは、現場のリアルな実務に深く入り込み、経営層から現場のキーマンに至るまで丁寧なヒアリングを重ねることで、課題の本質を徹底的に抽出しました。単なる机上の空論ではない、現場が真に使いこなせる業務プロセスの再設計(BPR)を行いました。
もたらされた成果
- 業務オペレーションの抜本的な改善と効率化ツールの導入により、現場の作業時間を大幅に削減しました。キーマン退職による穴を埋めるだけでなく、限られたリソースでも円滑に事業を回せる組織体制を構築し、「構造的な人員不足の解消」と「持続可能な業務基盤の確立」を同時に実現しました。

